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2003年12月29日(月)
川口市の横山木三子さん(54)は、七七年に失踪した兄の新木章さんを捜し続けている。新木さんは「買い物に行く」と外出したまま足取りがつかめなくなっていた。
失踪当時は、誰に聞いても「駅前でうろうろしてるんでは」などと言われる程度だった。横山さんも駅前で路上生活者の顔をのぞくぐらいで、「拉致」という認識は全くなかった。 七八年に拉致された川口市出身の田口八重子さん=当時(22)=と、失踪状況が似ていたことから拉致疑惑が浮上。家や行動範囲も近く、拉致の疑いが強まった。 しかし、拉致の確信は持てず、当初は報道陣に対して「拉致でなかったら迷惑を掛けてしまう」と、取材を遠慮することもあった。しかし、調査会で同じ境遇の人に会い「表に出ないと聞いてもらえない。日本にいてもいいじゃないか」と言われて変わった。失踪した横田めぐみさん=当時(13)=を捜し続けた両親の気持ちにも動かされた。 そこからは積極的に動いた。新木さんの出身校の先生を探し出して話を聞いた。「少しでも当時の状況を知りたい」と、兄あてに届いた昔の同級生名簿から一人ずつ電話をかけて確認した。街頭のビラ配りや署名活動にも参加した。 横山さんは「調査会に同じ境遇の人がいるのが心強い。帰国者が現地に残した子どもを思う気持ちもよく分かる。生きているか死んでいるかだけでも、北朝鮮に行って自ら確認したい」と訴えている。 ![]() 兄の新木章さんを探す横山木三子さん。今年になって足取りの年表も作成した =川口市内の自宅 http://www.saitama-np.co.jp/main/rensai/kurasi/tuiseki2003/tuisek07.html |
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1977年05月21日(土)
●新木 章 (あらき あきら)
失踪時期 1977年5月21日 失踪当時の年齢 29歳 失踪場所 外出して以来行方不明 失踪当時の身分 銀行員 失踪当時の住所 埼玉県 |
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