北朝鮮による拉致問題の解決に取り組む「特定失踪(しっそう)者問題調査会」が、北朝鮮向けに流している短波ラジオ放送「しおかぜ」について、総務省の松田隆利次官は12日の会見で、周波数の変更などの際に支援する方針を示した。
しおかぜは昨年10月から、英国の放送配信会社に委託して毎日2回、日本国外から北朝鮮向けに、特定失踪者の家族の手紙を読み上げたり、関連するニュースを流したりしている。
調査会によると、妨害電波のために、北朝鮮国内に届かなくなり、これまでに数回、周波数を変更しているという。
このため、総務省は、新たな周波数が必要な場合は、国際放送の周波数の割り当てを決める国際電気通信連合に働きかける。
また、茨城県内にあるNHKの短波ラジオ国際放送の送信所を、しおかぜの放送に使えるかどうかを協議する。しおかぜの放送はカンパで賄っているが、国内の放送施設を使えば費用を抑制できる可能性があるという。
さらに、NHKに対して、政府の見解などを短波ラジオ国際放送で流すよう命ずることができる「命令放送」を使って、拉致問題について海外に訴えることも検討していく。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061012i313.htm?from=main3
北朝鮮向けラジオ「しおかぜ」政府が支援へ
菅総務相は13日朝の会見で、拉致被害者や行方不明者の情報提供などを呼び掛ける北朝鮮向けの短波ラジオ「しおかぜ」を、政府として支援する方針を明らかにした。
会見で菅総務相は「これを放送できるのはNHKマターなので、その施設が使えるように、前向きに考えていきたい」と述べ、特定失踪(しっそう)者問題調査会が現在、北朝鮮向けに海外の送信施設から流している短波ラジオ「しおかぜ」を、NHKの施設を使って国内から放送できるよう検討に入ったことを明らかにした。
さらに、菅総務相は、NHKの短波ラジオ国際放送で拉致問題を重点的に取り扱うよう、放送法に基づく「命令放送」をNHKに求めていくこともあり得るとの考えも示した。
http://www.news24.jp/68964.html
「しおかぜ」に関して、11日の衆議院予算委員会で民主党の中川正春議員が質問をし総務大臣から前向きの回答を引き出していました。その結果でしょう。聞いた時はちょっと弱いなぁと思いましたが、安倍政権の拉致問題に対する真剣さが結果を出したようです(具体的にはこれからですが)。中川議員は、拉致問題・脱北者問題・北朝鮮人権問題で積極的に行動している人です。森ゆうこ議員も「しおかぜ」で質問したらしいですが、まぁ、中川さんでしょう。
■ 中川正春議員の質問
上の音声ファイルは、今年の6月5日早朝に放送された「しおかぜ」をエアチェックしたものです。この日は、ご家族からのよびかけが放送されました。市川修一さんのご家族や山本美保さん、巽敏一さん、園田ご夫妻、松井あやこさんのご家族からの涙まじりのよびかけでした。その中から、1973年に失踪した益田ひろみさんの80歳になるお母さんからのよびかけ部分を抽出して上記音声ファイルにしてあります。
第一放送:午前5時30分〜6時、周波数 9645キロヘルツ
第二放送:午後7時30分〜8時、周波数 9730キロヘルツ
特定失踪者問題調査会
http://www.chosa-kai.jp
短波放送「しおかぜ」
http://www.chosa-kai.jp/shiokaze.html
「しおかぜ」通信
http://www.senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html