北朝鮮人権情報センターニュース(3) 教化所で見捨てられて死んだ若者 

└ 2011-12-26 12:50

84年生まれ ○チョルグク、2004年 全巨里教化所内で死亡

事件の概要
○チョルグクは1984年生れで2004年10月、咸鏡北道(ハムギョンブクド)会寧市(フェリョンシ)全巨里12号教化所内で適正な治療を受けられず死亡した。

事件の発生時期および場所
発生時期(期間) : 2004年10月
発生場所 : 咸鏡北道会寧市人民保安省全巨里12号教化所結所

人権侵害の類型
権利の類型 : 生命権
侵害の類型 : 他の直接的行動による死亡
細部な項目 : 適正な治療がなくて死亡

○チョルグクは2004年10月当時、咸鏡北道会寧市全巨里教化所に拘禁されていた。 罪名は韓国へ行こうとしたことであった。北朝鮮を脱出して中国で韓国大使館の裏口に入り、中国の公安に見つかって強制的に北朝鮮へ送還された。その後教化の3年刑を受けて、全巨里教化所に収監されたのである。

○チョルグクは教化所に拘禁されていた当時、手が縮む病を持っていた。関節病と似た症状だったが、食べられなくてそうだったのか、元々そうだったのかは明らかでない。
教化所内で関節が痛いからと、9月に衛生院に行き1ヶ月程して出た。だが何日もせずに死亡した。全巨里教化所での衛生院生活というのは、ベッドのようなものもなく、ただそのままコンクリートの床で仕事をせずに横たわってるというものだ。

○チョルグクが死亡したすぐ翌日、チョルグクの母親ママが面会に来た。証言者はその日の朝、出勤する時に教化所の生活施設の外側にある面会場に来たチョルグクの母親を見た。 息子が死んだという知らせに、その時始めて接したチョルグクの母親は、もう気が抜けた状態だった。彼女は嗚咽して、包んで来た食べ物の入ったリュックをずるずると引きながら、食べ物が床にこぼれているのも分からないまま引き返した。

“ああいう所では、死んでも知らせません。直接来て確認して、初めて分かるんです。”
-証言者-

被害者
名前 : ○チョルグクヒ
性別 : 男
年齢 : 1984年生まれ、21才(事件当時)
居住地 : 咸鏡北道会寧市班
現在の状態 : 死亡

加害容疑者(機関)
咸鏡北道会寧市人民保安省全巨里12号教化所
キム・ジョンハク (男、2009年まで全巨里12号教化所で軍医として勤務)
ノ君 (男、2009年全巨里12号教化所で軍医として勤務、現在教化所病院の院長)

情報提供者
情報提供者は2011年入国者で、上の事件を直接目撃した後に証言したが、自身の身辺安全上の理由から実名の公開を許諾していない。




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